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■原題または洋題:To Speak As One
■作曲者:ボビー・ジー(Bobby Ge)
■演奏時間:約9分30秒
■出版社(作曲家)による設定グレード:--
■出版社:マーフィー・ミュージック・プレス(Murphy Music Press)
■当店に在庫がない場合の納期:約1-2週間(出版社や物流の影響で前後することがあります)
■作品について(作曲者ウェブサイトなどより):
多くの人々と対話を重ねるにつれ、私は「互いに理解し合える瞬間」をより一層大切に思うようになりました。私にとって、言葉は思考を表現する手段として、しばしば不完全なものに感じられます。それはまるで、三次元のイメージを平面上に描き出そうとするようなものです。相手の言葉を理解するということは、言葉に尽くせない思考の深みや内面世界を再構築するという繊細なプロセスであり、そこでは往々にして、多くのものが「翻訳」の過程でこぼれ落ちてしまうからです。
こうした考えが、『To Speak As One(一つになって語る)』という作品の着想の種となりました。私にとって、サクソフォン四重奏というアンサンブルは、互いの理解やコミュニケーションといった問いと、ごく自然に向き合うことのできる編成です。その規模感は対話に適しており、各楽器は音域や音色において多くの共通点を持っています。また、ある楽器で可能な奏法は、事実上どの楽器でも再現可能です。その結果、このアンサンブルは極めて容易に「ハイパー・インストゥルメント(巨大な一つの楽器)」のように機能し、並外れた一体感をもって音を溶け合わせ、動かすことができるのです。
この作品を通じて、私は四重奏団を「一つの統一体」として扱うことと、「四人の個々の奏者」として扱うことの間を行き来するような構成を試みました。その結果生まれたこの曲では、旋律線がグループ全体に分散され、各奏者が互いに協力して全体像を形作っていく中で、それぞれ異なる音やリズムが割り当てられています。奏者は絶えず出入りを繰り返し、動きの止まった静止した瞬間でさえ、ある種の「混濁」が生じます。つまり、どの楽器がどの音を鳴らしているのか、必ずしも明確ではないのです。激しい効果音や、不意に揺れ動くような不安定さを伴いつつも、『To
Speak As One』は親密な作品となることを意図しています。最終的に焦点を当てているのは、小さなアンサンブルが??合図や呼吸、アイコンタクトを駆使しながら??言葉を介さずに互いの理解を分かち合う方法を、いかにして見つけ出していくかという点なのです。
本作は、ニューヨーク州コートランド・マナーにあるコープランド・ハウスのレジデンシー・アワードを受賞し、同施設に滞在していた際に制作が開始されました。
■参考音源:You Tube

■編成:
Saxophone Quartet