ONSAが運営する楽譜出版事業「Golden Hearts Publications」のストアです。自社出版作品を中心に吹奏楽や管楽器、打楽器などの楽譜を取り扱っています。

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「音楽に国境はない」はウソ。世界を広げたいなら先入観をなくして楽曲を聴いてみることよ、という話

こんにちは!

Golden Hearts Publicationsの梅本です。

Golden Hearts Publicationsが印刷代行をしているルーメン・ボイヤジェフJr.氏の「ミスター・ブラス・コンチェルト」という金管アンサンブル作品があります。

この作品をお買い上げ頂いたお客様から、アンサンブルコンテストの県大会を抜けました、というご連絡をいただきました。

アンコンで使用するにあたって、長い曲なのでボイヤジェフ氏に許諾を得て抜粋・カットをしています。

で、ただご連絡を頂いただけでなく、コンサートでも演奏をするのでパンフレットに掲載するためのプログラムノート(楽曲解説)が欲しいというお問い合わせでした。

そう、この曲(ボイヤジェフ氏の場合はこの曲以外もですが)、プログラムノートがないんです。なのでボイヤジェフ氏に事情を説明していまお願いしているところです。母国語(ブルガリア)だったらなにか用意しているかもしれないし。

結果として県大会も抜けて良かったのですが、ここで重要なことは、ご購入頂いた方はこの曲の楽曲解説を読まずに、参考演奏だけを聴いて演奏を決めたということです。ボイヤジェフ氏の名前も日本では無名なので、「誰それの曲だから」というのもないです。バイアスが全くかかっていないわけですね。

ただ純粋に素敵な作品だから演奏したい、という。

このスタンスが広まって欲しいと思います。

楽曲解説や作曲者名というのが選曲の際に影響を与えることは重々承知していますが、例えば感動的なエピソードの曲を聴く時に、先にその感動的なエピソードを読んでいれば(知っていれば)、「これは感動的な曲であろう」というバイアスがかかります。さらに作曲者名を知っていてその作曲者の作品の中で好きな作品が多ければ、「彼/彼女の作品だから素晴らしいであろう」というバイアスもかかります。プラス補正です。佐村河内守さんの一連の現象はまさにこれでした。個人的にはテレビなんかで特集される前に先に色々聴いてましたが、ゴーストだろうがなんだろうが僕は「HIROSHIMA」は好きなので、「テレビで特集された内容が感動的だったから音楽も感動的」というわけでもないし「ゴーストだから曲も良くない」というわけでもないし。佐村河内守さんの件を思い出してもらえればバイアスの怖さはわかって頂けるかと思います。

ただもちろん、楽曲解説などは、音楽の楽しみ方としてはオススメです。楽しいですよね。演奏会だって演奏前にパンフレットの解説を熱心に読んでおられる方を多く見かけます。僕は最近は読まないですけど(聴いたあとに読みます)。

でも例えばポップスとかロックとかを聴く時に、歌詞をすごく重要視する人もいますけど、まず最初は耳から曲そのものの情報(サウンド)が入ってくると思うんですよね。特に最近はまず最初のコンタクトがYoutubeだったりすると思うので。それでまず気にいるか気に入らないか。気に入ったら、調べて、買って、とかで歌詞を知って、「こんなことを歌っていたんだ」となる場合が多いのではないかと思います。

クラシックも同じで良いと思うんですが(前情報特になしでとりあえずオススメされてる曲を聴いてみるとか)、ポップスやロックに楽曲解説は求められないのにクラシックについては楽曲解説が「マスト」みたいになってる。

もちろん上述のように楽しむための楽曲解説はあっても良いと思います(なくても良いです)が、演奏会の選曲などの際にはなるべく「いかに先入観を取っ払うか」っていうのを意識してみると面白いんじゃないかと思います。楽曲解説も作曲者名も要らないし、なんなら曲名も知らなくて(気にしなくて)いいです。

そういう聴き方を意図的にしてみると、何が起こるかというと、すべての曲がバイアスなしという意味で同列になるので、事前に解説や作曲者名でふるい落として「本当に演奏したい曲に出会える可能性を減らしてしまう」ということを避けることができますし、何より多くの曲に触れることになります。

その結果、例えば「これだ!」と思った曲の作曲者が、全く知らない人だったら・・・他の作品も気になりますよね。そうやって自分の世界が広がっていきます。いま自分が好きな作曲家も、最初は当然知らない人だったわけですから。

多くの人が選曲の仕方をこんなふうにしてみると、手元にあるのは純粋に「音楽」だけで、楽曲解説の感動的なエピソードや細かなお話、作曲者名、編曲者名、そういうものに影響を受けないわけですから、国籍も、知名度も、何も関係なくなります。僕が目指しているのはそういう世界。僕というかONSAという事業全体のミッションの中にあるのですけれど。「音楽に国境はない」と言いながら人種や国籍で判断していませんか、日本人であるかそうでないかとか。それ以前に「有名かどうか」で判断していませんか。それってこの世に生み出された音楽そのものに何の関係がありますか。心を鎖国状態にしてはいけません。

もちろん音楽には好みがあるので(良し悪しではなく)好き嫌いはあるでしょうしあって当然かと思います。僕もGolden Hearts Publicationsで出版するかどうかを考えるときやWBP Plus!で取り扱うかどうかを決めるときにはなるべくバイアスをかけずに(前情報を減らして)音楽に集中して決めるようにしています。その結果、「うーんこれは好きじゃないなあ」という作品に出会うこともあります。どれだけ有名な売れっ子の日本人の作品でコンクールで演奏されて人気が出そうで売れそうであっても、僕に合わなければバッサリ切り落とします。

それで良いと思うんですよね。単純に消費者として楽しむ時はどんな楽しみ方をされても全然いいと思いますし他人のアドバイスや押しつけなんて放っておけばいいと思いますが、選曲をするとき、つまり演奏に関わるときには、知名度や実績などは一旦忘れたほうが楽しいです。「誰それの曲を演奏したい」「こういうエピソードの曲を演奏したい」、それはコンセプトが決まっている演奏会であればそれで良いと思いますが、そうでない場合(まだコンセプトを決めていない場合やコンクールなどコンセプトが不要な場合)は、そういった縛りを一切なくしたほうが、本当に自分たちが楽しく取り組める曲が見つかるんじゃないかと思います。演奏会の場合は最終的には楽曲解説を読んで演奏会のコンセプトとすり合わせたりはするでしょうけど。

そんなわけで前情報ほとんどなしの「ミスター・ブラス・コンチェルト」でもアンコンの県大会は抜けられました。他の団体は有名な作品、売れている作品を演奏したかもしれませんが、それでも抜けられました。その先はまだわかりません。結局は演奏する皆様次第なので。ただ、「上位大会に進める曲」なんて存在しないので、どうせなら選曲をきっかけに自分の世界を広げておいたほうが、後々楽しいんじゃないかな、と思うのです。

どうか本当に「音楽に国境はない」世界が実現しますように。
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