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■原題または洋題:Mirage
■作曲者:グレイス・ボーガー(Grace Baugher)
■演奏時間:約7分30秒
■出版社(作曲家)による設定グレード:4.5
■出版社:マーフィー・ミュージック・プレス(Murphy Music Press)
■当店に在庫がない場合の納期:約2-3週間(出版社や物流の影響で前後することがあります)
■作品について(作曲者ウェブサイトなどより):
吹奏楽のために編曲された本作は、管楽器が持つ力強さと、それを操る繊細なコントロールを際立たせています。
「蜃気楼(ミラージュ)」とは、私たちをある方向へ誘い込みながら、偽りの現実を見せて欺く幻影のことです。私は、私たちが自分自身を捉えるあり方も、ある意味では蜃気楼のようなものではないか、と考えてきました。私たちの自己イメージは、「他者からこう見られている」という認識や、「こうあるべきだ」と思い込んでいる姿によって歪められてしまうことがあります。しかし、そうした影響に身を委ねて進んだとしても、たどり着く先が必ずしも思い描いた通りになるとは限りません。『ミラージュ』は、自分自身が本当は何者なのかを見つめ直し、やがて自分自身を愛せるようになるまでの過程を描いた作品です。
吹奏楽版『ミラージュ』(2021年)は、同名の木管アンサンブル作品を基に編曲されました。木管楽器のみのアンサンブルが持つ豊かな色彩は、吹奏楽というより大きな編成に移されることで、さらにその幅を広げました。私はアンサンブルの中にいくつかの「楽器群(クワイア)」を構成し、多様な音色を活かしながら、それらをゆっくりと重ね合わせていきました。楽曲はシンプルな進行や旋律から始まり、それらが重なり合いながら広がっていき、クライマックスでは全員が一体となって演奏する形へと展開します。曲の終盤には、序盤の旋律がこだまのように回帰します。それは、自分自身を愛せるようになることは一つの旅路であり、私たちがこれまで歩んできた道のりこそが、今の自分を形作っているのだということを物語っているかのようです。
カンザス州立大学バンドからの委嘱作品。
■参考音源:Soundcloud

■編成:
Flute 1-2
Oboe
English Horn
Bassoon
Clarinet in Bb 1-3
Bass Clarinet
Alto Saxophone 1-2
Tenor Saxophone
Baritone Saxophone
Trumpet in Bb 1-3
Horn in F 1-2
Trombone 1-2
Euphonium
Tuba
Timpani
Vibraphone