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■原題または洋題:Five Contradanzas
For Flexible Trio - Quartet + Percussion
■作曲者:ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart)
■編曲者:小國晃一郎(Kouichirou Oguni)
■演奏時間:約6分00秒
■出版社:Golden Hearts Publications
■参考音源:You Tube
3重奏版
4重奏+打楽器版
■スコアサンプル
■楽曲について:
「コントラダンツァ(Contradanza)」とは、スペイン風舞曲の一種であると同時に、フォークダンスの一種のカントリー・ダンス(country dance, 田舎の踊り)でもあります。この「5つのコントラダンツァ」はW.A.モーツァルトの作品の中ではあまり有名ではありませんが、第一曲が「フィガロの結婚」の中のアリア「もう飛ぶまいぞこの蝶々(Non piu andrai, farfallone amoroso)」からの転用であるなど、なかなか面白い作品です。
私は高校、大学で吹奏楽部に所属していて、そこで何人もの素晴らしい友人に出会う事が出来ました。拙編のフレキシブル・アンサンブル作品は、特に学生時代に部活動で出会う仲間や楽器、そして音楽が、生涯に渡ってかけがえの無い、最良の友人であって欲しい、という思いを持って書いています。
拙編が、少人数で活動しているバンドにおいて、「人数が少ないから選曲の選択肢が少ない」ではなく、人数に関係なく、純粋に音楽を楽しむ事、演奏を楽しむ為の、選曲の一助になる事が出来れば、大変幸いです。
演奏について:
Part 4と打楽器はオプションとしており、3人から演奏可能です。とはいえ、これらのパートも含めた5人以上での演奏も全く問題ありません。所々に他のパートの影符を入れているので、交代で演奏するなどして頂いてもかまいません。その他、
・原譜には速度標語の記載がなかった為、補足的にメトロノーム記号を加筆していますが、
あくまで参考程度にしてください。
・リピートは任意です。第四曲の[Alternativo]とは、「それぞれの曲を自由な回数演奏する」という意味です。基本的には
冒頭 → [Alternativo I(繰り返し回数任意)] →D.C.で冒頭へ → [Alternativo II(繰り返し回数任意)] → D.C.で冒頭へ → [Alternativo III(繰り返しの回数は任意)] → D.C.で冒頭へ、Fineで終了
となります。
・コンクールやアンサンブルコンテストで演奏する際は、楽章のカット、抜粋、リピートの省略など、自由に行って頂いて構いません。
・カッコ書きの音符:breath point,小音符:ossia 小音符以外の箇所でも、楽器の音域や組み合わせなどによって、記譜より1オクターヴ上げる、または下げて演奏して頂いて問題ありません。
(編曲者註:この作品ではカット・抜粋を含む自由な改編を容認していますが、こうしたケースはむしろ稀である事にご留意ください。コンクール、アンサンブルコンテストでの演奏も含め、カット・改編して演奏する場合、原則的に著作者から許諾を得る必要があります。)
(小國晃一郎)
■Golden Hearts Publicationsより:
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■編成:(セットに含まれるパート譜)
スコアおよびパート譜の個別販売はありません。
Part 1 C / Bb / Eb / F Instruments, Bass Clef
Part 2 C / Bb / Eb / F Instruments, Bass Clef
Part 3 C / Bb / Eb / F Instruments, Bass Clef
Part 4 (Option) C / Bb / Eb / F Instruments, Bass Clef
Percussion (Option) Snare Drum or Tambourine
小國晃一郎(Kouichirou Oguni)
1984年、京都府久美浜町(現京丹後市)出身。
京都府立網野高等学校卒業、京都産業大学外国語学部英米語学科卒業。
高校から吹奏楽部に所属し、高校ではトロンボーン、大学ではホルンを担当。
大学卒業後はアマチュア吹奏楽団にてホルン奏者兼指揮者として活動。作編曲は独学。
約10年の会社員生活の後、現在はフリーランスで楽譜の校正・浄書家として楽譜制作の仕事をしつつ、自身の創作活動を行っている。教育現場の為の音楽や楽譜、実際の現場からの要望に沿った音楽制作を心掛けている。