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■原題:HK Gruber: Percussion Concertos
■指揮者:ファンホ・メナ(1)
ヨン・ストゥールゴールズ(2)
■演奏団体/演奏者:
打楽器独奏:コリン・カリー(Colin Currie)
BBCフィルハーモニック
■レーベル:Colin Currie Records
■発売年:2021
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■試聴:You Tubeなど
■輸入元コメント:
★ライヒも認める凄腕パーカッショニスト、コリン・カリーによる自主レーベル「コリン・カリー・レコーズ」から初の協奏曲アルバムが登場!ウィーン少年合唱団出身でコントラバス奏者でもあるウィーンの作曲家ハインツ・カール・グルーバー(1943-)の2作品を収録。いずれも打楽器協奏曲の可能性を極めに極めた目の回るような超絶技巧が満載、いったい何種類の打楽器を叩いているんだという怒涛のパーカッショニズムが炸裂します。対するオーケストラも細かく書き込まれていて大迫力の音響。使われる響きはポップな和声あり、おどろどろしい不協和音あり。格好よくエネルギッシュな展開も魅力です。ライヒはもちろん、吉松隆あたりが好きな人なら一発で気に入るでしょう。
★「ROUGH MUSIC」(1982-83)は打楽器協奏曲というジャンルを決定的に塗り替えた快作。高度にして大胆な作曲技法を駆使し、伝統的なしがらみから解放された真に自由で創造的なソロが興奮を煽ります。タイトル通りの「荒々しさ」を持つ「どんちゃん騒ぎ」ながら入念に書き込まれコントロールされたスコア。第1楽章はリズミカルで刺激的で、またポップな美しさも兼ね備えています。第2楽章はコリン・カリーが「カーチェイス。運転席にはアイヴズの亡霊。副操縦士のベルクがヴィブラフォンの歌に合わせて誘導する」と表現する興奮の音楽。第3楽章はしっかりと曲全体をまとめ上げる見事なフィナーレで、同時にシンセサイザーが鳴ったりサティやアンリ・ソーゲが暗喩的に用いられたりと興味の尽きないアイデアの饗宴。
★「INTO THE OPEN...」(2015)は単一楽章の協奏曲。2009年に亡くなった音楽評論家でクルト・ワイルの研究者であるデイヴィッド・ドリューへの追悼作品であり、暗く薄い響きが支配的です。この曲想にして現代打楽器書法最新の試みがなされ、また管弦楽も表情豊かにシンフォニックに書かれているのはある意味挑戦的。不穏な序奏から次第にゆっくりと時間をかけて、悲しみを乗り越えようとエネルギッシュで闘争的な音楽が沸き上がりますが、古典的なわかりやすい解決はなく悲しみを抱えたままで終止。しかし絶望に対峙せんとする人間的な力強さを描いた音楽が偽りなく感動的で、技巧においてもより一層の冴えを見せています。
★「コリン・カリー・レコーズ」はLSO Liveが世界的にディストリビューションを行っています。
■WBP Plus!レビュー
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■収録曲:
作曲:ハインツ・カール・グルーバー(HK Gruber)
1. ROUGH MUSIC
2. INTO THE OPEN...