★ご注意下さい★在庫のある商品とお取り寄せ商品を同時にカートに入れて決済された場合、「商品がすべて揃ってからの発送」となります。お急ぎの場合は在庫のある商品とお取り寄せ商品を分けてご購入下さい。
※決済完了後またはご入金確認後すぐに商品の発送準備をいたします。そのため原則として決済および入金後のキャンセルは受け付けておりません。ご了承下さい。
■原題または洋題 (Original or Foreign Title):Changing Weather
■演奏団体/演奏者 (Player):ユーフォニアム:新井秀昇(Hidenori Arai, Euphonium)
ピアノ:清水初海(Hatsumi Shimizu, Piano)
■レーベル (Label):合同会社opus55 (opus55 LLC)
■発売年 (Release year):2019
■納期 (Delivery date):在庫がある場合、即日または1-2日で出荷いたします。
■レーベルコメント
ユーフォニアム奏者、新井秀昇の待望の第2弾CD。ファーストアルバム「NASOTA」同様奏者自身による新曲「ソナタ第2番」「あの日の印象」「祈り」、アルバムタイトルの「くもり時々雨のち晴れ」と言う新井ワールド全開のアルバム。
■WBP Plus!レビュー
2020年1月現在、洗足学園音楽大学非常勤講師も務めるユーフォニアム奏者、新井秀昇氏が2019年に発表したセカンド・アルバム。
ファースト・アルバムの「NASOTA」同様に自作曲の「ユーフォニアムとピアノのためのソナタ第2番」が1曲目に収録されています。これがまたかっこいいのなんの、天才か!ユーフォニアム奏者としても前作より格段にレベルアップしています。軽妙な語り口はそのままに、サウンドがさらに洗練されて、表現の幅もさらに広がり、「この人はどこまで進化するんだろう」と、早くもサード・アルバムを楽しみにしてしまいます。
今回も自作品が4曲(前作より1作品増えた)。その他は、前作はバッハやシューマンなどでしたが、今回はジル・マルタン、メンデルスゾーン/シュテックメスト、グリンカ、ジャン・バックとなっています。
ファースト・アルバムはエネルギーとパッションがむき出しになっていて、それが魅力でもあったのですが、このセカンド・アルバムではそれを少し内に秘めて(とはいえパッションだだ漏れですが)、選曲も含めて全体的にスタイリッシュに仕上げています。
その分、語り口はより優しくまろやかで、タイトルにもあるような日常の変化を受け入れながら、その変化を楽しみ、その変化に対応する、移りゆく時の中をひょうひょうと行きていくような「声が良すぎるカッコイイおじさん」のようなアルバムになっています。ジェントル&ダンディ。
前作同様、新井氏自身がプロデューサーを務めていますが、特にCDとしてのサウンド面ではかなり洗練されたのではないかと思います。
ピアノは前作と同じく清水初海さん。良いコンビです。
ユーフォニアムのCDは世界中で「すげえな!」というCDがドンドン出てくるので面白いですが、この「くもり時々雨のち晴れ」もユーフォニアム愛好家は迷わず「買い」です。今回も盤面デザインがジャケットのアートワークと連動していて素敵。まだ持っていない方はファーストの「
NASOTA」と2枚あわせて買うのもオススメです。
【プロフィール】
新井秀昇/ユーフォニアム
Hidenori Arai // Euphonium
埼玉県出身。洗足学園音楽大学を最優秀賞を受賞し卒業。同大学卒業演奏会、その選抜者によるデビューコンサート、読売新人演奏会、その選抜者によるJMCコンサート(日本経営クラブ主催)等に出演。
第5回Jeju国際金管コンペティション(韓国開催)第3位(第4回ファイナリスト)、第26回日本管打楽器コンクール第3位、第7回津堅コンクール第1位をはじめとする国内外のコンクールにて入賞。
これまでにユーフォニアムを露木薫、舟越道郎、大塚哲也の各氏に、即興演奏を平野公崇氏に師事。
現在、吹奏楽やオーケストラにおけるエキストラプレーヤー、様々なアンサンブルにおける活動、ソロ活動など、多岐にわたって演奏活動を繰り広げる。
2016年韓国、2017年香港、2018年韓国にてそれぞれ開催されたアジア・テューバ・ユーフォニアム・フェスティヴァルに招聘されコンサートやマスタークラスを行うほか、2019年5月にはアメリカ・アイオワ州にて開催された国際テューバ・ユーフォニアム・カンファレンス2019(ITEC2019)にアーティストとして招聘されリサイタルを行う。
また、創作にも取り組み、特にその性質をよく知るユーフォニアムやテューバを使った作曲作品を多く手掛けている。2012年度には日本ユーフォニアム・テューバ協会からの委嘱により、第2回J.E.T.A.学生コンクール/テューバ部門課題曲「テューバとピアノのためのソナタ〜プロローグ付き〜」を作曲する。
ブラスバンド・ゼファー プリンシパルユーフォニアム奏者、ファンカル(ユーフォニアム・テューバカルテット)、ボトムス・アップ・ユーフォニアム・テューバカルテット、各メンバー。
洗足学園音楽大学、日本ユーフォニアム・テューバ協会常任理事。
清水初海/ピアノ
Hatsumi Shimizu // Piano
宮城県出身。国立音楽大学演奏学科鍵盤楽器専修(ピアノ) 卒業。アンサンブル・ピアノ・コース修了。同大学院音楽研究科修士課程器楽専攻(ピアノ)修了。
在学中、岡田九郎記念奨学生に選抜される。大学卒業時に皇居にて御前演奏を行う。
現在は声楽器楽のリサイタル伴奏や CDレコーディング等、アンサンブル・ピアニストとして活動の幅を広げている。済州国際ブラスコンペティション(韓国)、日本管打楽器コンクール、
ITEC・ SERTEC(アメリカ)等、各種国際コンクールやフェスティバルの公式伴奏者として海外からも多数招聘されている。
これまでにピアノを齋藤なほみ、渋谷淑子の各氏に、伴奏法を河原忠之氏に師事。
■収録曲 (Song List):試聴は別ウィンドウ/別タブで開きます
ユーフォニアムとピアノのためのソナタ第2番:新井秀昇
Sonata for Euphonium and Piano No.2 : Hidenori Arai
1. Tempo di Valse, appassionato - Latin [5:06]
→試聴
2. Tempo rubato - Beguine [3:43]
→試聴
3. Rondo alla Zingarese [3:10]
→試聴
ミニャルディーズ:ジル・マルタン
Mignardises : Gilles Martin
4. Giocoso [1:04]
→試聴
5. Cantabile [1:55]
→試聴
6. 「歌の翼に」による幻想曲:フェリックス・メンデルスゾーン、H.シュテックメスト [4:05]
→試聴
Fantasie "Auf Flugeln des Gesags" : Felix Mendelssohn / Henri Steckmest
7. ソナタ第1楽章:ミハイル・グリンカ(編曲:ライナー・ショットシュテット) [9:52]
→試聴
Sonatensatz:Michail Glinka (arr. Rainer Schottstadt)
あの日の印象:新井秀昇
Impression in Those Days : Hidenori Arai
8. きらきら Kira Kira [1:15]
→試聴
9. へんてこ Henteco [1:31]
→試聴
10. ぽかぽか Poco a Poco a... [2:46]
→試聴
11. コンサート・ヴァリエーションズ:ジャン・バック [16:03]
→試聴
Concert Variations : Jan Bach
12. 祈り:新井秀昇 [4:05]
→試聴
Inori : Hidenori Arai
13. くもり時々雨のち晴れ:新井秀昇 [6:11]
→試聴
Changing Weather : Hidenori Arai