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■洋題 (Original or Foreign Title):NASOTA
■演奏者 (Player):ユーフォニアム:新井秀昇(Hidenori Arai, Euphonium)
ピアノ:清水初海(Hatsumi Shimizu, Piano)
■レーベル (Label):合同会社opus55 (opus55 LLC)
■発売年 (Release year):2017
■納期 (Delivery date):在庫がある場合、即日または1-2日で出荷いたします。
■レーベルコメント
新進気鋭のユーフォニアム奏者、新井秀昇のファーストアルバム。 伸びやかな音色、卓越したテクニック、豊かな音楽性の全てがこのアルバムに収められている。 作曲家
伊藤康英のライナーノートより 「見よ、満を持して世に問うこのアルバムには、チェロや歌を凌駕するほどの豊饒な音楽が収められている。加えて、ユーフォニアムの特性を余すところなく発揮した自作曲が輝いている。
大きな数字の単位に「那由他」というものがある。このアルバムは「NASOTA」というが、「ナソタ」ならぬ「ナユタ」ほどの魅力を持った新井秀昇の不可思議な可能性は、まさに無量大数、か。ユーフォニアムの世界をさらに広げる一枚の誕生をよろこびたい。
■WBP Plus!レビュー
2020年1月現在、洗足学園音楽大学非常勤講師も務めるユーフォニアム奏者、新井秀昇氏が2017年に発表したファースト・アルバム。
バッハ、フォーレ、シューマン、伊藤康英氏の作品も収録されていますが、新井氏自身の作品も3曲収録されています。
ユーフォニアムも他の金管楽器と同じように奏者による違いがよく出るので色々聴いてみるのが楽しい楽器の一つですが、新井氏の演奏は「軽妙な語り口」という印象です。
自作以外の作品でも自作品でもそうですが、「歌う」を超えて「話す」そんな感じですね。技術的にもかなり難しいことをやっていたりするんだろうなとは思うのですが、どの作品でも聴き手に近い距離でこれはどうだあれはどうだと語っているような演奏です。一対一で聞く詩の朗読劇のようなものでしょうか。
自作品のクオリティがかなり高いのも注目どころですが、特に1曲目の自作品でアルバムタイトルにもなっている「NASOTA」では「今僕ができる限界目一杯です」というような様々な表現、テクニックを存分に楽しむことが出来ると同時に、プロアマ問わず世のユーフォニアム奏者に「ユーフォニアム、まだまだ進化出来るだろ!」とハッパをかけているようでもあり、非常に爽快です。ピアノの清水初海さんとの丁々発止のやり取りも見事。「海の歌」はメロディーの美しい小品で、楽譜も人気です(本当に素敵な曲です、泣いちゃう)。
繊細かつ豪胆、柔和でありながら力強い、満を持してのファースト・アルバムならではの剛柔併せ持った、エネルギーとパッションに満ち溢れたアルバム。ユーフォニアム愛好家は迷わず「買い」です!
なお、CDならではの楽しみですが、盤面デザインが最高にかっこいいので、それも楽しみにしていてください。ブックレットとオビには伊藤康英氏からの絶賛コメントもあります。
【プロフィール】
新井秀昇/ユーフォニアム
Hidenori Arai // Euphonium
埼玉県出身。洗足学園音楽大学を最優秀賞を受賞し卒業。同大学卒業演奏会、その選抜者によるデビューコンサート、読売新人演奏会、その選抜者によるJMCコンサート(日本経営クラブ主催)等に出演。
第5回Jeju国際金管コンペティション(韓国開催)第3位(第4回ファイナリスト)、第26回日本管打楽器コンクール第3位、第7回津堅コンクール第1位をはじめとする国内外のコンクールにて入賞。
これまでにユーフォニアムを露木薫、舟越道郎、大塚哲也の各氏に、即興演奏を平野公崇氏に師事。
現在、吹奏楽やオーケストラにおけるエキストラプレーヤー、様々なアンサンブルにおける活動、ソロ活動など、多岐にわたって演奏活動を繰り広げる。
2016年韓国、2017年香港、2018年韓国にてそれぞれ開催されたアジア・テューバ・ユーフォニアム・フェスティヴァルに招聘されコンサートやマスタークラスを行うほか、2019年5月にはアメリカ・アイオワ州にて開催された国際テューバ・ユーフォニアム・カンファレンス2019(ITEC2019)にアーティストとして招聘されリサイタルを行う。
また、創作にも取り組み、特にその性質をよく知るユーフォニアムやテューバを使った作曲作品を多く手掛けている。2012年度には日本ユーフォニアム・テューバ協会からの委嘱により、第2回J.E.T.A.学生コンクール/テューバ部門課題曲「テューバとピアノのためのソナタ〜プロローグ付き〜」を作曲する。
ブラスバンド・ゼファー プリンシパルユーフォニアム奏者、ファンカル(ユーフォニアム・テューバカルテット)、ボトムス・アップ・ユーフォニアム・テューバカルテット、各メンバー。
洗足学園音楽大学、日本ユーフォニアム・テューバ協会常任理事。
■収録曲 (Song List):
NASOTA ユーフォニアムとピアノのためのソナタ第1番:新井秀昇
NASOTA - Sonata for Euphonium and Piano No.1:Hidenori Arai
1. 1 Allegro [4:26]
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2. 2 Moderato [3:24]
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3. 3 Rondo [3:56]
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4. プロローグ(「ゴルトベルク変奏曲」より「アリア」:J.S.バッハ)
〜午前0時の夜明け:新井秀昇 [5:52]
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Prologue (Aria from "Goldberg Variation" : J.S. Bach)
- Daybreak at Midnight:Hidenori Arai
5. シシリエンヌ op.78:ガブリエル・フォーレ [3:44]
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Sicilienne op.78 : Gabriel Faure
幻想小曲集 op.73:ロベルト・シューマン
Fantasiestucke op.73 : Robert Schumann
6. 1 Zart und mit Ausdruck [3:12]
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7. 2 Lebhaft, leicht [3:18]
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8. 3 Rasch und mit Feuer [4:09]
→試聴
9. トロイメライ:ロベルト・シューマン [2:59]
→試聴
Traumerei : Robert Schumann
ユーフォニアムとピアノのためのソナタ:伊藤康英
Sonate fur Euphonium und Klavier:Yasuhide Ito
10. 1 Andante mosso, come il tempo di prima sonata per violoncello di Brahms
[7:49]
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11. 2 Molto adagio [4:39]
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12. 3 Allegro vivace [3:52]
→試聴
13. 海の歌:新井秀昇 [3:58]
→試聴
Umi no Uta:Hidenori Arai
→試聴
For You:Hidenori Arai
- Epilogue (Aria from "Goldberg Variation" : J.S. Bach)