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■原題または洋題 ：赤壁（Red Cliffs）

■作曲者：スーユー・ホァン（黄思瑜：Ssu-Yu
Huang）

■演奏時間 ：約9分10秒 (9'10")

■作曲年：2007

■初演：2007年10月17日　国家音楽庁（台湾）（National Concert Hall in Taipei）　台湾ウィンド・オーケストラ（Taiwan Wind Orchestra）

■出版社 ：Ssu-Yu Huang / Golden Hearts Publications

■参考音源

■スコアサンプル

■楽曲解説：

この作品は中国の歴史の中で有名な「赤崖の戦い」の軍事作戦を描いています。西暦208年、曹操将軍が呉王国を侵略しようとし、南方に20万人以上の兵士を連れて行きました。呉王国の孫権将軍と劉備将軍は彼らの力を合わせて、曹操とわずか5万人の兵士で戦いました。同盟は陸地と水上に布陣し、少数で大軍と戦い、そして赤壁の決定的な戦いの場所で収束しました。結局、曹操は烏林で完全に破られ、その結果、国は三方に分かれました。音楽は次の部分から構成されています。

序曲 - 諸葛亮は、曹操の侵略に対して、孫権将軍と劉備将軍との同盟を締結した。

長坂の戦い - 差し迫った危険、戦争ドラムの雷。

喬の姉妹 - 美女と英雄たち。

烏林の戦い - 連鎖した戦艦の延焼、曹操の烏林での敗北。

江鈴の戦い - 三国志時代の始まり、曹操の武漢廊からの脱出。

この作品は、2007年に台湾ウィンド・オーケストラ（Taiwan Wind Orchestra）によって委嘱されました。

（スーユー・ホァン）

■Golden Hearts Publicationsより

コンテンポラリーな響きとドラマティックさが同居した個性あふれる作品。歴史的なテーマを緊張感の高いサウンドで描いています。大所帯のバンドや経験豊富な社会人バンドにオススメ。

■編成 (instrumentation) ：

※（）内の数字はスコア+パート譜セットに含まれる部数です。（あくまでも推奨部数なので少ない人数で演奏することも可能です。）

必要に応じて追加のパート譜をご購入下さい。

※パートが不足している場合、不足のパートを省略して演奏することが作曲家より認められています。
（パートの入れ替えや改変、カットについては都度許諾が必要ですのでお問い合わせください）

Piccolo　（1）

Flute 1　（2）

Flute 2　（2）

Oboe 1　（2）

Oboe 2　（2）

Bassoon 1　（1）

Bassoon 2　（1）

Clarinet in Eb　（1）

Clarinet in Bb 1　（5）

Clarinet in Bb 2　（5）

Clarinet in Bb 3　（5）

Alto Clarinet　（1）

Bass Clarinet　（1）

Alto Sax 1　（2）

Alto Sax 2　（2）

Tenor Sax　（2）

Baritone Sax　（1）

Horn in F 1 　（2）

Horn in F 2　（1）

Horn in F 3 (div.)　（2）

Horn in F 4　（1）

Trumpet in Bb 1 (div.)　（4）

Trumpet in Bb 2　（3）

Trumpet in Bb 3　（2）

Trombone 1　（3）

Trombone 2　（2）

Trombone 3 (div.)　（2）

Euphonium　（2）

Tuba　（3）

Double Bass　（1）

Timpani　（1）

Mallet Percussion 1　（1）

Mallet Percussion 2　（1）

Percussion 1　（2）

Percussion 2　（2）

スーユー・ホァン（黄思瑜：Ssu-Yu Huang）

1970年生まれの台湾の作曲家、ピアニスト。台南女子技術學院（Tainan Woman’s College of Arts and Technology）で電子オルガンとピアノを専攻する傍ら、1987年に作曲の勉強を始めました。1996年、台北の中国文化大学を卒業。1997年にオーストラリアのメルボルン大学で作曲とピアノを学びました。2007年からは、アメリカのロード・アイランド大学のジェフリー・ギブズ博士（Dr. Geoffrey Gibbs）に師事し、バーバラ・コルブ（Barbara Kolb）氏からプライベート・レッスンを受けました。大胆で繊細なジャンルの音楽を幅広くカバーする彼女の作品は、台湾のプロミュージシャンやオーケストラはもちろん、世界の他の地域でも人気があります。ドイツの指揮者ギュンター・ヘルビヒ（Gunther Herbig）は、現代的で複雑なスタイルのオーケストラ作品を賞賛しています。